薬剤師を目指すきっかけ！

自己紹介でも書いておりますが、私普段は病院内の薬剤師をしております。

一般的に思い浮かぶような病院やクリニックの横にある薬局の薬剤師ではなく、入院施設のある病院で入院中の患者さんの薬の管理を行うような仕事をしています。

まだまだ3年目の新米薬剤師ですが、日々患者さんの安全を考えながら薬の飲み合わせや点滴の内容、薬の効果の確認と副作用の確認をしております(^^)

そんな私ですが、実はもともと薬剤師になりたかった訳ではありません！

高校時代の大半は他の研究の事を考えてましたし、大学入学当初は薬関連の研究者になりたかったんです！

それでは、私がどうして薬剤師になるまで至ったのかをまとめていきたいと思います。

中学時代

何かをしたいということはなかったのですが、数学や化学といった理系科目が好きで、国語や地理が嫌いでした。

歴史は比較的好きな方でしたが、完全に理系脳でした。

そのため、漠然と理系に進むんだろうなぁと思っておりました。

兄が生命理学を先行しており、iPS細胞について知ります。

高校時代

相変わらず理系科目が好きです。

この頃は数学が一番好きだったのですが、数学科を専攻した場合で就職先のことを考え、数学科に行くことは諦めました。

兄の研究の話なんかを聞き、iPS細胞の研究に本格的に興味を持ちました！

再生医療って今考えても凄いですよね！

今臨床で色々と試験が行われている段階で、これが成功すれば確実な医療の進歩になること間違いなしです！

進路を決める直前までiPS細胞の研究ができる大学へ行こうと思っておりました。

ですが、進路を決める高校2年の冬に薬学部に進むことを決意します！

何があったかというと…

新型インフルエンザの流行です！

10年ほど前に大流行りした時ですね！

インフルエンザワクチンは打っていたのですが…(>_<)

この時に処方された吸入の抗インフルエンザ薬に感動します。

インフルエンザなのに辛くなかったんですよね！

抗インフルエンザ薬を使用したところ、1日程度発熱はあったけど、微熱程度で済みました！

ワクチンの影響もあると思いますが、この時の私は単純で「あ、薬ってすごいんだなぁ、どうやって効いてるんだろう？」と思い、薬学部に行くことに決めました！

大学時代

と言うことで、薬学部に進みましたが、最初は薬が体内に入ってからの動きもしくは薬開発といった研究系の職につこうと思ってました。

もともと大学に入った理由が薬の体内でどう効いているかということだったので、そちらで考えていました。

ですが、その後研究室で研究しているうちに、研究職は自分に合わないと実感します。

せっかちの飽き性なので、何十年も同じ研究をした上でその何十年が無駄になることがあると…

「自分には耐えられないなぁ」と思い、自分の進路を見つめ直しながら病院や薬局での実習に臨みました。

実際の医療現場に行き患者さんと接して、「ありがとう。あなたは薬剤師に向いているよ」と一言もらえた事が、薬剤師として働こうと思ったきっかけです。

単純ですねぇ( ´艸｀)

人の人生なんてそんなもんですかね。

その人がいてくれたおかげで私は今薬剤師として仕事をしております。

病院に務めるか薬局に務めるかについては簡単に決まりました。

若く体力のあるうちに仕事をバリバリやっておきたかったことと、今苦しんでる人を支えたかったということもあり、その上で大学時代に仲が良かった友人に同じ病院グループを受けようと誘われたのも決め手でした。

現在

今はまぁまぁ忙しいですが、比較的楽しく仕事をしております。

これから何十年とまだ仕事をしていくのに、つまらなければ人生やってられないと思うので、良い仕事につけたなぁと感じております(´▽｀)

まとめ

私が薬剤師になるまでのことを語ってきました。

人生何があるかわかりませんね。

今後もわかりません！

現在は今所属している病院系列でそのまま薬剤師を続けて上を目指していこうと考えておりますが、この10年くらいでも何度か方向転換しているので、今後もあるかもしれません。

全てにおいて後悔をしていないことは自慢なので、今後も後悔しないように人生を歩んでいきたいと思います。