誰かに話したくなる星の話!色の違いって?
星をよ〜く見ると、それぞれ明るさだったり色が違います。
今回は星の色の話になります!
星を見てみると赤色だったり、オレンジ色だったり、黄色だったり、青色だったりと様々です!
色が違って目立つので、星座を見つける目印となります!
1つ星座を見つけられるとその近くの星座も見つける事が出来ます。
星座を自分で見つける為の手掛かりとなるので、天体観測がどんどん楽しいものとなります!
星の世界が広がっていきますね!
それでは、簡単にまとめていきます。
さそり座の「アンタレス」やオリオン座の「ベテルギウス」は赤い星
うしかい座の「アルクトゥルス」おうし座の「アルデバラン」はオレンジ色の星
ふたご座の「ポルックス」は黄色い星
おおいぬ座の「シリウス」やおとめ座の「スピカ」、オリオン座の「リゲル」は青い星
などが有名どころです。
明るい星が多いので、これを覚えるだけでも見るのが楽しくなると思います。
- うしかい座「アルクトゥルス」おとめ座「スピカ」は春の大三角
- 夏の大三角の右下にさそり座「アンタレス」
- オリオン座「ベテルギウス」おおいぬ座「シリウス」は冬の大三角
- おおいぬ座「シリウス」ふたご座「ポルックス」オリオン座「リゲル」は冬のダイヤモンド
とそれぞれの季節で目立つので、知らないだけで今までも見たことある人が多いかもしれません。
さそり座だけ目立つ物を構成している訳ではないですが、色だけでだいぶ目立ちます!
さて、色は何によって違ってくるのでしょうか?
実はこの色の違いですが、実は星の表面温度の違いによって変わってくるのです!
星表面の高温ガスが熱放射をしている為、星が光って見えているんです。
ガスが高温になると青や紫の色を多く出し、低音になると黄や赤色の光を多く出します。
表面温度が高い星は「青白く」なり、表面温度が低くなると「赤色」になっていきます。
赤い星の「アンタレス」でも表面温度は約3500℃となっております。
おとめ座「スピカ」の表面温度は約20000℃ 、おおいぬ座「シリウス」の表面温度は約10000℃と言われております。
当たり前ですが低いと言っても考えられないような暑さですね。
また、青い星は若く、赤い星は老いていると言われています。
質量が大きく燃えるものが多い若い星は青くなり、燃えるものが少なくなってきた老いた星は赤くなるんですね!
星も最終的には大規模な爆発が起こり死にます。
これを「超新星」といいます。
実はこの超新星ですが、オリオン座「ベテルギウス」はいつ爆発してもおかしくないのではないかと言われております。
まぁ人によって考えは色々であり、星の一生だから、限界は違いけれどまだ数千年かかるのではないかという意見や、600光年以上距離があるのでまだ爆発した時の光が地球に届いていないなど、専門家でも意見が割れているようです。
私たちが生きている間に起こるかわかりませんが、もしも起こった場合には一生に一度の天体イベントになりますね!
いかがだったでしょうか?
最終的には色から話が脱線しましたが、色の話と星の一生の話を簡単に取り上げました。
ただ見るだけでなく、あれが何だ!とわかるだけでも天体観測がさらに面白いものとなりますので、覚えてみてはいかがでしょうか?