誰かに話したくなる星座の話!明るさって?
という事で、今回は星の明るさについてです!
○等星について
星には明るいものから暗いものまで多数あります。
呼び方としては、「1等星」とか言われるものです!
これが星の明るさを示す値となります。
まず始まりは紀元前150年頃で、目で見える最も明るい星を1等星、最も暗い星を6等星とギリシャの天文学者ヒッパルコスが定めました。
その後、1等星が6等星の100倍の明るさになるように等級を定義され、現在はこの定義が使われております。
一番明るい星はおおいぬ座のα星シリウス、-1.4等星。
「-1.4等星!?」ってなった方もいるかも知れませんが、1等星よりも2.5倍明るい星は0等星、さらに2.5倍明るい星は-1等星のように、マイナス符号をつけて表します。
ちなみに、満月は-12.7等星、太陽は-26.7等星と言われてます。
まぁ明るさの違いで倍数って難しいですよね…
一方で暗い星はというと…肉眼では6等星までしか見ることができません
まぁ双眼鏡や望遠鏡を使えばさらに暗い星も見る事はできます、さらに暗い星まで見えるようになります
そして、一眼レフカメラなどシャッタースピードを長めに調節できるカメラがあると、さらに暗い星まで撮ることができます!
さて、ここまでは天体全体の話!
続いて、星座内での明るさを示すものの話です
α星、β星って?
こちらはもしかしたら、あまり聞きなれない言葉かもしれません。
星座内で一番明るい星から順にα、β、γ…と呼ばれます。
バイエル符号(記号、名)と言われ、1603年にドイツのヨハン・バイエルが星図「ウラノメトリア」で発表した恒星の命名法となります!
こと座αベガ
ぎょしゃ座αカペラ
(出典:https://www.civillink.net/esozai/seiza.html)
といった感じですね。
その星座毎によるので、α星が3等星のものもありますし、1等星が2つある星座もあります。
1等星が2つある星座はオリオン座、ケンタウルス座、みなみじゅうじ星の3種です。
ちなみに、オリオン座とふたご座はβ星の方が明るいみたいです!
ややこしいですね〜。
という事で、等星・αβと星の明るさについてまとめてみました!
満天の星空中、星座を結ぶ事ができ、その中であれがα星の○○だよって言えたらかっこいいと思いませんか?私だけですか?
満天の星空だと星が多すぎてどことどこを結べばいいかわからなくなる程度の私ですが、頑張っていきたいと思います。