冬はなんで星が良く見えるの?
久しぶりの星の話題!
星を見るには冬がオススメです!
都内でも明るい星は見ることができますが、郊外に行くとそれはそれは綺麗に星が見えます!
見える星が多すぎて星座を結ぶのが難しいくらいです!
では、なぜ冬は星が綺麗に見えるか知ってますか?
綺麗に見える理由と、冬の天体観測の注意についてまとめたいと思います。
冬はなんで星が良く見えるの?
四季の中で、星が一番良く見えるのは冬になります。
これには理由がありまして、
- 空気の乾燥
- 夜が長い
- 瞬き
- 明るい星が多い
などが影響しています。
簡単にそれぞれ解説していきます!
空気の乾燥
冬場は空気が乾燥しています。
肌荒れしたり風邪をひきやすくなったりと嫌なイメージが多いですが、乾燥していることが星を見る上では大事になってきます!
空気中に水蒸気がいっぱいあると霞が発生して空気の透明度が下がります。
水蒸気がいっぱいあると「霧」や「靄」が発生するのと同じで、「霧」や「靄」があると、視界が悪くなりますよね?
そのため、冬場で空気が乾燥している時は、水蒸気が少なく星がよく見えるわけです!
夜が長い
冬は日が短く夜が長いですね!
早く日が落ち暗くなるので、目を慣らしやすく、見れる時間が長くなります。
瞬き
冬の空を見上げた時”星がキラキラしている”と思ったことありませんか?
これが「瞬き」です。
大気の密度の違いで星が揺らいで見えて、瞬いているように見えるのです!
その結果、キラキラしているように見え、良く見えるようになります。
まぁ瞬いていると望遠鏡など拡大して見るときには像が乱れてしまって大変なのですが…
普通に見たり写真を撮るくらいではさほど気にならないので、キラキラしていると思う程度になります。
明るい星が多い
冬は一等星が7個あります。
日本で年間に見える一等星は15事言われていますが、その約半分が冬場だけで見れてしまうわけです!
明るい星が多いため、星がよく見えるようになります。
冬の天体観測の注意点!
冬に星が綺麗に見える理由はわかっていただけたでしょうか?
天体観測したくなってきませんか?
天体観測しましょう!
ただし、冬場の天体観測には最大の敵がいます…
”寒さ”です…
冬場は普通にしているだけでも寒いですが、天体観測を行うのは夜中!
さらに、せっかく見に行くということもあるので、長時間見ていることが多いです。
寒い中に長時間いなければ綺麗な星を見ることはできないので、それなりにちゃんとした対策が必須となってきます!
私は極暖ヒートテック、トレーナー、ウルトラライトダウン、ダウンコートとだいぶ着込んで見ますが、それでも寒いです(>_<)
行きたくなった人は持てるだけの防寒装備で見にいってください!
冬の流星群は?
さらに、12月は”ふたご座流星群の極大”があります!
極大というのは、流星群の中でも流れ星が多く落ちると言われている時間です。
ふたご座流星群は三大流星群の一つに数えられているので、多くの流れ星に出会えること間違いなしです(^^)
また、12月末には”しぶんぎ座流星群”も控えているので、イベントが多いです!
という事で、冬に星が綺麗に見える理由と注意点、おまけで流星群についてまとめてきました!
前にふたご座流星群の極大日に天体観測をした事がありますが、もう気づいたら落ちてるレベルで落ちておりました。
まぁ今年は月の条件が悪いかもという事でそこまで多くは見れないかもしれませんが、オススメです!
私は今年予定が入ってしまって極大日に見に行くことができません(>_<)
どなたか見にいった方のブログなんかを見たいと思います…
ただ、寒さ対策だけはしっかりとしていってください!
あー、見に行きたい…